北広島団地の少子化によって2年前に統合閉校した「広葉小学校」がリニューアルされ、新たに市民活動と歴史・文化の拠点施設として8月1日オープンします。その名も「いこ~よ」。そこで一足先に見学して来ました。
もともとこの校舎は傾斜地を活かした3つの棟に分かれており、お年寄りディサービスと放課後児童を預かる学童クラブ。市の歴史や史跡を学べるエコ・ミュージアム「知新の駅」。子どもたちが遊べる児童クラブ。そして市民が利用できる会議室や調理室などに区分して、既存の建物を利活用したユニークな「名所」に生まれ変わっていました。
統廃合が提案されてから9年。わが子3人とともに10年余り、PTA活動や少年団の練習に通った学校をなぜ閉校するのか。何度も議会で質問したことや地域での説明会、果ては反対署名など、紆余曲折があっただけに少し複雑な気持ちになりました。
改修経費は約3億円。多様な活用のため管理・運営に市の6つの部課が関わるといういこ~よが地域住民を巻き込んで、どのように活用されていくのか。全国的にも閉校後の施設活用に苦悩している自治体も多いことから、誰もが気軽に「いけ~る」楽しい学び舎になってほしい。
爽やかな青空のもと、駅前では商店街の夏祭り。家族連れなど大勢が思い思いに連休を楽しんでいる様子を見ながら、市内をグルグル回って、夕方からの新庁舎建設に向けた「住民説明会」に行ってきました。
広島村から広島町になった1968年、現在の庁舎が建てられました。当時は人口も1万人弱、職員は60名ほどだったとか。それから半世紀、人口増とともに仕事も職員も増え続け、今では老舗の温泉旅館もびっくりの4つの建物を有する市役所で業務が行われています。
新庁舎の概要は2面をガラス張りにした5階建てで、市民のための保健センターや子育て支援センター、そして展望カフェなどを備えた複合庁舎という立派なものです。
ただし、総工費も約50億円と立派。これまでに貯めた建設基金が12億、国からの補助も数億円見込めるらしいのですが、それでも30億円近いお金が市の借金(起債)です。
説明会は2日をかけて市内5地区で行われていますが、市民の参加は低調で今日(20日)の3会場合わせても30人足らず、休日出勤で説明にあたった職員も拍子抜け、皆さんお祭りに行ったきりですか~って感じ。
説明会の冒頭に3月に起きた市職員の酒気帯び事故の報告と陳謝がありましたが、庁舎が立派になってもそこで働く職員の気概と市民の関心が低くては魅力ある街づくりはできません。お祭りのように多様な市民の参加で活気ある北広島にしたいものです。
1996年に道内で34番目の市となった北広島市
都市機能や交通網も整備され、緑が濃い生活空間は子育てにも最適な街
ところが少子・高齢化などで昨年から人口が減り始めてしまいました
その対策として市役所が「ファーストマイホーム」という制度を立ち上げました
市内で新規に住宅を購入して住む市民に50万円の支援をするというもので
今年9月から受付が始まります。詳しい情報は下記にアクセスを
http://www.city.kitahiroshima.hokkaido.jp/hotnews/detail/00010183.html
あなたも北広島市民になってみませんか?
ホームページをアップしたものの、肝心の投稿ができずにいましたが、やっと基本操作のレクチャーをうけて、本日初入稿。多くの方に見てもらえるよう、私の活動だけでなく、北広島市の様子やできごとなどを発信していきます。まずはご挨拶代わりに、毎週火曜日の朝、JR北広島駅前で行っている街宣活動です。